第36冊 ビジネス実践マンガ ランチェスター戦略
こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。
今回は仕事上興味があり、思うところあって読んでみた。
弱者戦略とは???
本著はテーマ別に以下の5つにおいて書かれている。
①局地戦
「勝ちやすいところ」で勝つ。つまり、有利な場所で勝つ。
あえて、へんぴな場所を狙うのもアリ。(ニッチを狙う)
②一点集中主義(量の拡大は困難だが、集中によって量的に優位な状況をつくることはできる!)
小さな市場で大きなシェア!が合言葉。
会社をシェアで4つに分類するなら...「弱小」「弱大」「強小」「強大」で目指すは「強大」
ただし、弱小が通るルートは、弱小➡強小➡強大
③差別化(他業界のモノマネをする)
同じ味、同じ価格なら販売場所の多い方が勝つ。(例:朝専用缶珈琲)
弱者は万人受けを狙ってはいけない。みんなに好かれようとするとメッセージ性が薄まってしまうから。
例:ゴリラの鼻くそ
差別化のヒント
安売りは体力勝負で弱者にはじり貧。➡安易な安売りは命取り。
顧客のほとんどが顧客自身の真のニーズ気づいていない。
顧客の顕在的なニーズのみならず、潜在的な真のニーズに応え、問題解決をなす ことが必要。
理念こそ究極の差別化、最強の武器。理念こそ企業経営の原点(原点回帰)
④接近戦
弱者の流通戦略は「接近戦」➡流通を制するものは市場を制する
例:プラス社のアクスルと大手コクヨのカウネット。
流通変化への対応は相手の力をテコにした弱者逆転の千載一遇のチャンス。
弱者は自ら売り切る力を持たなければならない。最終顧客に近づいた売り方の接近戦で戦う。
などなどがマンガでストーリー別に書かれているため、ランチェスターってなに?
な人には入りやすい1冊になっています。
実務に使えるヒントになればいいなぁって思っています。