第54冊 非常識な成功法則-お金と自由をもたらす8つの習慣- 神田昌典著
こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。
「この本は私が1番かきたくなかった本」いったいどういう意味?です。
著者は、成功法則が嫌いだと言います。手首に数珠をジャラジャラさせている感じなんだそうです(笑)
ただ、この本に書いてあるとおりに行動した人が成功を収めて推薦している事実があるから書店に積まれているのも事実。どんな非常識なのか楽しみ。
第1の習慣、やりたくないことを見つける
成功するためには、目標を紙に書きだすというのはよく聞きます。しかし継続しないのはやりたいことの中に、やりたくないことが入っているからだ。と著者はいいます。
「いい目標」とは、叶えたい目標からやりたくないことを除外してできた目標だと。
叶えたい目標の前に、やりたくないことを紙に書いてみよう。
第4の習慣、非常識的情報獲得術
本をたくさん読めば成功するわけではないが、向上心を持って成功している人は大概本を大量に読んでいる。はよく聞く話です。本著は、読む必要はないとくるのかと思いましたが、それは無かった💧 むしろ、センス(感性)は情報量に比例するといいます。
ただ、著者は「カセットテープで聞く」ことをガンガン推してきます。カセットテープ?はい。本著は20年前の著作です。
現在なら、ボイシーやYoutube、を2倍速で聞くのが良いのではないでしょうか?
速読とは一線を画す「フォトリーディング」も紹介されていました。
第5の習慣、殿様バッタのセールス
ビジネススクールでも「どうすれば顧客が獲得できるか」は教えないといいます。
そこで閉店まで猶予が無かった筆者が採った作戦が、DMをまき連絡が来た顧客に営業をかけるという作戦だった。現在では経営コンサルタントの著者はマーケティングとは「優良な見込み客を、営業マンの目の前に連れてくること」といいます。
そしてセールスとは「その見込み客を、営業マンが成約する」ことと。
したがって、営業はお客を見極めることがカギになると。
そして、セールスには「悪女の法則」を使う。
第6習慣、お金を溺愛する
これは本題どおり一般的な成功法則にはないような非常識なんだと思う。
なんせ、世の中に役立つことやワクワクすることで成功するは違うといいます。
この言葉は、成功した人が「どうやって成功したか?」と問われた時や、凡人が怠けたい場合に都合のいいコトバだと。
そして、まずは稼げと結論づけます。どうやって?
徹底的にアタマに汗をかき、儲かる仕組みをつくること。お金の入口を増やし出口をふさぐ。お金の入口を1本にしないこと。
世の中の役にたつのはそれからだと。
「嫌われるからいって、稼ぐということから逃げてはいけない」と。
そうだ、稼がなくては家族も養えない。従業員も守れない。
第8の習慣、成功のダークサイド
成功者の落とし穴。運気のバイオリズムか、必ずと言っていいほどの落とし穴があるといいます。勝って兜の緒を締めよ、ではないですが、落とし穴は覚悟しておいた方がよさそうです。常に平常心ですね。会社が倒産したとしても「命までは取られない」。
しかし、行動しなければ始まらないのは「常識」のようです。