第78冊 コンサル1年目が学ぶこと 大石哲之著
こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。
新入社員のような若い部下を持った時
何から教えたらいいのか迷う事
ありませんか?
会社によってはマニュアルがあるのですが、
どうしても、視野は狭く市場価値の
高い人材を育てることができる教材か疑問
に思えたりします。
それもそのはず。だって市場価値の高い
人材はより働き甲斐のある会社を希望する
可能性があるのですから。
(完全な邪推ですが・・・)
そんな悩みを解消してくれたのがこの1冊。
コンサルファームといえば課題解決のプロ
集団。
その集団1年生が学ぶことができる本著の
学びの1部を紹介します。
『結論から話す』
前置きが長いと、話の本質があやふやに
なってしまいます。言い訳も不要。
問いに答えていない場合も見受けられます。
著者おススメの話法の構成は「PREP法」
P=point 結論
R=Reason 理由
E=Example 具体例
P=Point もう一度結論
ただし、結論を意識しすぎるあまり
主語を忘れてしまうことがあります。
はい。私です…(;’∀’)
お気を付けください。
『相手の期待を超え続けるのが
ビジネスの基本』
相手の期待値を超えるためにも把握
しなければならないのが、相手の期待値。
相手の求めていないことにいくら時間を
使っても評価はされない。
かくいう私も夜中までいくらやっても
まったく評価されなかったクチです(笑)
効率的に評価されるためにも、相手の
期待の中身を観察し、期待の中身が
わかったら、絶対外さないのが大事です。
算盤】に書いてある、視・観・察です。
『雲・雨・傘理論』
これは、事実と解釈、アクションは
きちんと使い分けるというものです。
事実…雲が出ている。
解釈…雨が降りそうだ。
アクション…傘を持っていこう。
面談をしていると、よくでくわします。
それは、事実なのか、ただの解釈なのか?
という場面。
話を整理するのには不可欠な理論です。
『仮説思考』
P➡D➡C➡Aをまわすなんてよく聞きますが、
やみくもに行動しても、結局遠回りに
なってしまします。
ある程度の仮説を立てて検証する。
その方が、具体的かつ効率的です
スティーブ・R・コビー著【7つの習慣】
の中、第2の習慣❝終わりを思い描く❞
ではないでしょうか。
『ヴァリューを出す』
ヴァリュー、つまり付加価値です。
付加価値とは、他人に対する貢献ができ、
相手がそこに価値を感じた時に生まれる。
要するに、相手が求めていることをする。
大リーグでは、今年のMVPが大谷選手か、
ジャッジ選手かニュースが躍っています。
Valuable,もっとも貴重な価値を生み出した
1年だったのはどちらでしょうか?
ホームラン王か、二刀流か。
誰に対しての付加価値が基準
なんでしょうか。
投票が記者であるなら、
発行部数に貢献したほうですかね。
楽しみです。
ちなみに、完全な素人目線です(笑)
紹介したコトバ以外にも、
報連相や、コミットメントそのほかにも
学びがたくさんある1冊です。
私も、最近読書をするようになったばかり、
まだまだ道半ば。
若い部下たちと、年配の部下の方とも
ともに市場価値を高めるべく学んでいきたい。