第68冊 花粉症が治ったよ! 佐々木愛 作・画

こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。

あれ?花粉症が治っちゃった?

 

著者が言いたいことを推測

 花粉症は完治しないといわれてます。

 その見解に一石を投じる本著。

 西洋医学のみでなく、東洋医学を取り入れて

 体質改善を推進する1冊になるのか?

 5日で消えたという体質改善方法が早く

 知りたくなる表紙になっています。

 

・誤った花粉の常識

 ①原因は花粉だけ

 ②予防はできない

 ③完治は難しい

 

・花粉症の薬は、何を抑えているのか。

 花粉症は炎症の1つ。

 炎症は免疫反応で、からだを侵入異物から

 守ろうとするありがたい反応。

 反応が過剰に出るのが、花粉症。

 花粉の量=症状のひどさ ではない。

 実は原因は体内の炎症物質の量。

 炎症物質を作り出しているのは

 植物油に含まれるリノール酸』。

 

リノール酸を減らすには

 理想の摂取量は6g以下。

 加工食品はリノール酸だらけ!

  例:カップ麺、カレールウ、スナック菓子

    ツナ缶、コンソメキューブ、ラクトアイス

    鮭フレーク、チューブ調味料、おにぎり等

 

リノール酸を多く含む原材料(避ける)

 例:~油(旨)、マーガリン、ショートニング

   ファストブレッド、乳等を主要原料とする食品。

 

リノール酸には相棒がいる。

 それが魚油(DHA・EPA)

 健康な人の比率は、善玉油:リノール酸=1:1~4

 魚缶でもOKなので、魚料理を1日2食とる。

 

・卵、肉、乳製品を控える

 とくに生卵はしばらくの間は厳禁。

 目指すは昭和30年代の食事。

 飲み物は水。

 

・花粉症の症状が治まったら

 少しずつ、動物性の油を取り入れる。

 症状が出たら、また魚中心の食事に戻す。

 

花粉症は、動物油と植物油のバランスの問題

という事がわかりやすく完結に書かれていました。

花粉症に悩んでいる方にオススメの1冊です。

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