第86冊 FIREした人は本当に幸せなのか  ―46の質問からみるFIRE後の価値観―  寺澤伸洋著

こんにちは。 📚500冊読破を目指す

9696です。

 

今回はお金の勉強本です。

流行りのFIRE。というよりか

逆にFIRE卒業なんて言葉も聞く

ようになりましたが、

FIREについて学びましたので

ポイントを紹介します。

 

・FIREの定義

「4%ルール」…年間支出の25倍の

資産があれば、年利4%の運用益を

継続的に得ることで生活できる。

 

この4%を米国株式S&P500と

米国債を50対50で保有し、

年間4%未満の取り崩し額で生活

すれば、30年以上資産が尽きない

という発表からきています。

 

しかし、元本割れのリスクはあり、

不安を感じ卒業してしまう人も

いるみたいです。

 

また、FIRE者について、他で

稼ぎながらのFIREは純粋なFIRE

ではない。との批判もありそうです。

 

しかし、筆者は『会社に属さないと

お金を得ることができないという

固定からの解放』こそFIREと考えて

いるそうです。

 

たしかに、働かない事がFIREと

考えるより、会社に依存すること

からの解放という意味での自由と

考えると、前向きに捉えることが

できます。

 

・FIREの3つの型

 ➀リッチ型FIRE

 ②サイド型FIRE

 ③節約型FIRE

 FIREにもいろいろあり、生き方を

 選べることが魅力ですね。

 

・FIRE後の注意点

 退職後にくる請求

  ❶住民税…まとめて請求が来る

  ❷健康保険…任意継続を活用

  上記2点は前年度課税収入が基準に

  なるため、かなりの負担になります。

  ❸国民年金…付加保険料は必須

  他、予定納付や子供の学費など

  人に応じて現金が必要になるそう。

  FIREをするにはしっかりとした

  生活設計が必要ですね。

 

・株を含めた資産推移

 米国株の暴落については、あせっても

 売らない。安くなったら我慢できずに

 売ってしまうのは負けパターン。

 

・FIRE後の時間

仕事から解放され一度QOL(人生の質)

が上がると人生観が変わる。

そして、外出する時間が増えた。

余裕の時間に何をするのかを決めて

おく方が良さそうです。

 

・FIREするためにやるべきこと

  • 給与以外にある程度稼げる収入
  • 100歳までのシュミレーション

  コツコツ積み上げた投資商品が値下がり

  しても動揺しないように分散投資と、

  サブの収入源は必要かと思います。

  100歳までのシュミレーションも

  計画しておき、都度修正していけると

  安心して生活できそうです。

 

FIARするにしても、しないにしても

選択は自由なので、どちらを選択しても

後悔しないよう、考えたくなる1冊でした。

 

ここまで読んでくださり

ありがとうございます。 人生を変える

1冊に出会える 一助になれば幸いです☆彡