第45冊 チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン

 こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。

45冊目は、累計2400万部をこえるという、チーズはどこへ消えた? です。

日本語訳されてからも20年以上、読み継がれている名著。

取り扱うテーマは『変化』。まさに、今こそ必要と思える本。

 

本著の冒頭で「変化とは、何かを失うことではなく、何かを得ることなのだ」と出てきます。アタマではわかっているのだけれど、なかなか行動できない。

変化することは怖いから。しかし、変わらければ破滅することになる。

けど、怖い。

なぜか?

人間には恒常性機能(ホメオスタシス)が備わっているからだと言われています。

 

では、その恐怖を乗り越えるにはどうしたらいいのか。

スペンサー・ジョンソン氏は「変化を予想し変化を求めること」「変化を楽しむこと」といいます。

変化を予想するためには、常に観察し少しの変化に気づくこと、

変化を楽しむためには、恐怖を乗り越えた先の明るい未来を具体的に想像すること、

と。

 

どんな人にも変化はやってくる。常にアンテナを張って変化の兆しを感じ取り、

変化を受け入れ、すばやく対応する。

「自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ(ママ)」

f:id:volcano9696:20211105103842p:plain