第63冊 君と会えたから・・・ 喜多川 泰著
いつ爆発するかわからない時限爆弾
こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。
著者が言いたいことを推測
命の大切さ、時間の有限感、そんな思いが
伝わってくるような題名。
『運転者』のような心にぶっ刺さる1冊と
なるのか。
再び喜多川ワールドを。開園!!
・主人公の父親が自分で経営する本屋にて
大型店の影響を受けて、方針を変更。
自分の売りたい本を置くと決断。
その決断が生んだ3つ。
①客層の変化
②万引きの激減
そして、この先重要になるであろう
人物との出会い。
そう、③彼女(ハルカ)との出会い
・人生を変える1冊の本との出会い
読み始めた動機は不純だが、
出会ってしまった本。
『狂おしいほどの情熱をもって行動を
繰り返せ』
というような内容が書かれた本。
そんな内容の話をしている動画をみた
ような…。
・ライフリストの作成
人生において達成したいコトを60個
書きだす。
人生で約束されていることは、たった1つ。
いつかは死ぬということだけ。
人は、その辺に転がっている1つの
職業を選んで、それが夢だ。
と言い始めてしまう。
・2枚目のライフリストの作成
2枚目には、自分の人生の中で他の人に
やってあげたいことを書いていく。
=GIVEのリストとTAKEのリスト。
本当に目標にしなきゃいけないのは2枚目の
自分が他の人に何ができるかの方。
・実際に行動する(今すぐに)
2枚目のリストの中の重要なことは、今できること。
毎日、2枚目のリストの中から今日できることが
無いか確認する。
リストは更新していく。
『素直に勝る天才は無し』
・円のよみ方、ありがとう。
ハンバーガー🍔1つにもたくさんの人が関わっている。
※欲しいもの手に入れるために、お金を払っているのではない。それに携わって人に、ありがとうを届けているのだ。
つまり、お金を儲けるという事は、【ありがとう】を集めることだ。
・1000万円稼ぐのに、時給800円でどう稼ぐ?
一週間40時間労働とすると、12500時間で約6年。
1000万ありがとうを1時間でもらう方法はないか?
という発想をしない。
若いときから、時給換算で働くクセがついている。
将来のための社会勉強がしたいなら、時給で働くのではなく、
無償で働く方が良い。
なぜなら、もっと人のためになる方法はないか?と考える。
↓
多くの人から、ありがとうと言ってもらえる考え方が自然に
身についているから。
・今の自分の中には、外に漏れるくらいの明るい光が
煌々と燃えているか?
想像力は、人間の持つ大きな武器。
自分の内側に明かりをともすだけで、コンプレックスや傷は
その人の魅力を引き出す個性になる。
・ハルカの講義は命とともに終わりを迎える
そして、物語は終焉を迎える。
ハルカとその父、主人公の義母、教え子
4人の死。から有限の時間に対する作者の思いへ。
『死生観』を持つ。時間(命)は有限であることは誰もが
知っているが、行じることは難しい。