第81冊 「お話上手さん」が考えていること。 おばけ3号著

こんにちは 📚500冊読破を目指す9696です。

 

コミュニケーションとれていますか?

家族、職場、地域で…。

私のような男性は特に相手に対して

慣れが生じてくると、暗黙の了解を

理由にコミュニケーションをサボる

傾向がつよくなるのだとか。

 

そして、立場上アドバイスを求められる

事がありますが、安易なアドバイス

危険で、時として凶器にもなると

著者はいいます。

そういえば『名探偵コナン』でも同じ

ような名言があったと記憶しています。

【言葉は刃物なんだ】と。

 

本著はコミュニケーションのコツが

10個コミカルに書かれています。

『夢をかなえるゾウ』?のようで

読みやすい!

その中からコツの一部を紹介します。

 

・暗黙の了解のワナ

 家庭、チーム、仲間のような同じ

 コミュニティに長いこと属す

 専門的な会話を好む男性に多い。

 とおばけ👻はいいます。

 親しくなるほど口数を少なく済ます

 傾向にあるのだとか。

 身に覚えがありすぎます。

 

これは単純にコミュニケーションを

サボっているだけとおばけは指摘

していますので気が抜けるコミュニティ

内では意識していきたいです。

対策としては6W1Hを使った会話。

・言葉の毒を受けたら

 叱責、悪口、陰口…いろいろな言葉の毒

 があり、口撃受けてしまいます。

 そのまま落ち込んだ気分でいると、

 つまらないミスを繰り返すなんてことも。

 

 そんなときは、少し時間を作って

 暖かいものを飲んだり、好きなものを

 見たり、聞いたりすると緩和する。

 解毒ルーティンや解毒アイテムで解毒

 する必要があるのだとか。

 

 たしかに、好きなものを周りに置く。

 なんて成功法則でもよく聞く話。

 切り替えの重要性を再確認します。

 

・ステージチェンジ

 コミュニケーションとりたいのに

 話題がない。なんてよくあります。

 そんな時には「ステージチェンジ」。

 新しい挑戦を共同でするといいそう。

 

 小さな挑戦であっても、それは連鎖して

 潤滑油のような働きをしコミュニ

ケーションを潤滑にする。

どちらかの得意分野に誘うのではなく、

どちらも得意でないことを選択する

のがポイントのようです。

 

新しい事への挑戦って、恒常性機能の

働きでなかなか踏み切ることができず

躊躇してしまいますが、こんな効果も

享受できるってのは発見でした。

 

・他人を励ますなんてゴウマン

 主人公の女性が後輩の悩みを聞き出し、

 アドバイスをすると、逆に怒らせて

しまったというエピソードです。

その人の悩みなんて結局自分で

解決するしかないヨ。

励まそうなんてただのゴウマンダヨ。

 

う~ん、納得(;’∀’)

 

アドバイスは危険で技術が必要。

生半可な気持ちでアドイスすると

必ず不幸になる。

もし、アドバイスするのであれば

の順番がポイントになるそうです。

 

会話に悩む2人の主人公とコンサルを

名乗るおばけとバーテンダー

やり取りがコミカルで読みやすい。

しかも気づきを与えてくれる1冊です。

おすすめの1冊です。