第75冊 バナナの魅力を100文字で伝えて下さい  柿内尚文著

 こんにちは。 📚500冊読破を目指す9696です。

 

部下に、家族に、「言った」はずなのに…

「知りません!」なんてやりとりありませんか?

それは、伝えてるのに伝わっていない💧そうです。

何とかしたいけど、難しい本は苦手なんて方に

ぴったりの1冊「バナナの魅力を100文字で伝えて下さい」

の中から、特に刺さった3点を紹介します。

 

①『伝える』と『伝わる』は違う。

なぜなら、『伝わる』は相手主体。

       『伝える』は自分主体。

これに関しては、思い当たるフシがありまくりでした。

言った言わないではなく、伝えた事実は

あるのに、伝わっていない。

そうか、伝わっていないのは自分主体だから。

では、どうすれば伝わったことになるのか?

 

それは相手が納得した時。

つまり、納得感がないと伝わったことにならない。

という著者の説明に納得!(‘ω’)

 

②『数字』は頭の中をくっきり、ハッキリさせてくれる。

伝わるとは、相手の頭の中に見える化させること。

たしかに、ファクトと数字は誤魔化しようがない。

抽象化してしまう話も具体的に伝えることができる。

数字のチカラは偉大です。

 

③人は自分の「理解できる範囲」でしか理解しない。

字面どおりで考えると、当たり前なことですが、

相手の立場に立って理解できる範囲で伝える事が

できているかと思い返すと、できていない。

アタマの良い人たちは、相手に合わせて言葉を

選んで使うと聞いたことがあります。

 

単純に『伝える』という行為にも、自分主体なのか、

相手主体なのかによってずいぶんと違ってくる。

相手主体でしっかり伝えることで人間関係が円滑になり、

生産性が上がるならば、ぜひ生活に取り入れて

いきたいですね。

 

「伝えてる」のに「伝わらない」と悩んでいる方に

おすすめの1冊です。読書が苦手な方にも読みやすいですよ。